The hardest part is done??

午後7時、インターン中ながら連日飲み歩いているせいで非常に眠く家のベッドで横になる。

突然けたたましい音を立てたiPhoneをのぞくとなんと洪水警報発令。

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と同時に外からもけたたましい音とともに大雨、典型的な夏の雷雨だった。

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1つ上の学年のWeiを待たせていたため仕方なく外出準備、お気に入りの中華料理屋へと走る。(中華は世界どこの都市でも1つはうまいレストランがあると思うのは僕だけだろうか、反対に和食には大抵苦労する。そして高い。)

 

卒業し同級生たちがそれぞれの国へ帰る、もしくは就職先へと旅立つ中で大学の寮に残り続けているというWeiは台湾人医師でボストンでどうしても就職がしたいらしく日々奮闘しているのこと。

 

『苦戦しているが多くの人からフィードバックをもらうことが出来た。自分の医師としてのキャリアはプラスにはなるがビジネス経験の無さがネックになっている。何より人をマネージした経験の無さが不安視されているようだ。』

 

『なるほど。(ていの良い言い訳をされているだけでは・・・)Medical Affairとか臨床経験が直接活きる職種は?○○○(人数的には小規模だが良い薬と優秀な人たちで知られるバイオテック、原題にした本も出版されている)で誰かBusiness Developmentが出来る人を探しているという話だったけどそっちはどう??』

 

『あそこが募集しているロールはファイナンス寄りなので自分には無理だ。あとMedical Affair はあまりやりたくない。それよりコンサルで探してみようと思っている。もう時期は過ぎてしまっているけどなんとかなると信じている。The hardest partはMBAに入ること。そこはもう超えているんだから大丈夫。』

 

グローバルエリートへの道は中々に厳しい。

その後もお互いの近況報告や馬鹿話をしているうちにたまたま居合わせた他の卒業生も加わり会は思わぬ形で大きく。

 

今日はさすがに早く寝なければと途中で切り上げ(これが毎日出来れば苦労しない)外に出た頃には雨は上がり涼しい夏の夜に。

 

Weiとは同じMDということで入学前から色々話を聞かせてもらったことが始まりで早くも2年近くの付き合いになる。

何より彼が今直面している現実は自分の行く道かもしれないと思うと本当に笑えないがただただGood luckを願うのみだ。