Pygmalion Effect

“Your name is Gustavo, right?”

 

最近通いだした南米料理の店で注文を取ってもらっているGustavoに対して突然切り出した僕に、彼は戸惑いながら答えてくれた。

 

“Yes... But how did you know?”

“You served me the previous time I came here, and I liked your service.”

 

前回のサービスが本当に良かったからそう言った。だがそれに気を良くしたのか、彼はその後店に行くたびに”Hey Boss, what’s up”と気さくに話しかけてくれるように。サービスもより向上した気がする。

 

やっぱり褒められると嬉しいよね。

 

最近、ずっと会いたかった医学部時代の教授とボストンで話す機会に恵まれた。後日人づてに『小山さんをうちに欲しいみたいですよ』と言ってもらえしばらくごきげんになることができた。(いつもそうなれるのが目標です)

憧れていたベンチャーキャピタリストの人から『期待してるからね!』と何度も言ってもらえた後はとても爽快な気分になれて、それが仕事で遅く残らなきゃいけない日のちょっとした活力になったり。

 

心理学的にはPygmalion効果というらしい。

 

 

 

病院実習のとき別のある教授は『製薬会社の人たちにお世辞を言われたらバカにされてると思わないと』と言っていたが、相手が本心から褒めてくれるからこそ嬉しくなるのも事実だ。ほめ言葉のさしすせそ(調味料の方ではない)などに引っかかる人間にだけはなるまい・・・

 

 

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ほめ上手への道のりは厳しいようで。